製造工程では各地の畑で収穫された薬用作物を集め、乾燥、選別工程を経て、ツムラグループの基準を満たす原料生薬を製造しています。
①原料受入・チルド保管
収穫された薬用作物は傷みを防ぐため室温5℃以下で保管され、順次加工を待ちます。
②スライス
生の薬用作物を乾燥しやすいようにスライスします。
③乾燥
温風乾燥機に入れ乾燥させます。それぞれの薬用作物の形状に合わせた機械を用います。
④選別
機械や熟練者の目によって異物や不良品を除去します。
⑤保管
選別を終えたのち、品質保持のため低温・低湿下で保管します。
⑥品質試験・出荷
選別品の全ロットに対し、品質試験を実施します。
ツムラグループで定めた品質基準を満たすものだけが、医薬品の原料である「原料生薬」としてツムラに出荷されます。